RSSの購読

About

2010年10月20日 08:08に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「国産和牛スネが安かったので、圧力鍋でとろとろ牛すねシチューをつくってみた。」です。

次の投稿は「浅草から見る、朝焼けのスカイツリー」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

« 国産和牛スネが安かったので、圧力鍋でとろとろ牛すねシチューをつくってみた。 | メイン | 浅草から見る、朝焼けのスカイツリー »

2010年10月20日 08:08

買ったばかりの本まで「自炊」してしまう日々。そして電子書籍について。

20101020_07-16-18.jpg

出先で入ったコンビニにて、秋元康さんの企画脳という文庫本を発見し、パラパラと立ち読みをして、これは読みたいと感じたので、衝動的に買った。

買ったのは良いけれど、出先で読むほどの時間があったわけでもなく、車で移動している途中だったので、まさか運転しながら読むわけにもいかないので、そのまま帰ってきて、さらにコンビニのビニール袋に入れたまま、今朝まで机の上に放置してあった。

読みたいのは山々だけれど、今日も車で移動することになるので、持ち歩いたところで読む機会に恵まれそうな雰囲気でもなく、でも読みたい気もするので、1万円ちょっとにしては性能も良く(最大500枚まで裁断できる!)、ヒジョーに重宝している裁断機で裁断して、スキャンしてみた。

いわゆる、最近流行の「自炊」というヤツです。

20101020_07-28-22.jpg

買ったばかりなのに裁断してしまう自分に罪悪感を感じながらも、ゆっくりと裁断レバーをおろすと、この安い裁断機は、さくさくと裁断してくれちゃいました。

裁断してしまえば、あとはスキャンするだけなので、こちらもヒジョーに重宝しているドキュメントスキャナ(CanonのDR-2510Cです)に突っ込んでスキャン開始。

表紙や裏表紙も含めて284ページの企画脳は、あっという間に41.5MBほどのPDFファイルに。
もちろん、OCRしてテキスト付きです。

これをDropBoxに入れておけば、iPhone 4にインストールした、便利PDFビュアーソフトGoodReader(もちろんiBooksでも良いんですけどね)で 、どこにいても読めるわけです。

しかも、284ページの文庫本が1冊40MB弱なので、同じくらいのページ数なら、25冊でもたったの1GB。

iPhone 4だと、16GBが最小容量なので、10GB持ち歩いたとしたら、250冊。
仕事の書類か、窓から外を見てもずっとトンネルの中というわけでもない限り、そんなに持ち歩く必要もないんですけどね。

便利なんですけど、買ったばかりの本を裁断しちゃうことには、ヒジョーに罪悪感を感じるわけです。

そして、裁断しちゃうと「本」という物体のほとんどが失われてしまうので、そのままでは本棚に収めることもできないわけで、その後は段ボールに突っ込んで保存するとか、ゴミとして捨てちゃうか(資源ゴミに相当するのかは謎です)くらいしかないわけです。

まさか、裁断した本(雑誌でも、マンガでも良いです)を、製本し直すなんてことは想像できないわけで(裁断するより、手動で製本する方が大変です)、パンチで穴を開けて保存しておくなんてのも、本棚のスペースをより一層使いますからね。

というわけで、大抵は読んで電子化に問題無いと判断できたら、だいたいの本は捨てちゃいます。

捨てても、電子化した本はデータとして残るわけですが、ここでも残念感があるわけです。

本棚に並べてあれば、資産としてよく見えるし、何より、それを見て家族や友人が読んだりということがあるわけですね。

伝しかした本のデータを人様にあげるわけにもいかず(違法ですし。家族なら許されるんだっけ?)。
子どものいる方なら、親がどんな本を買ったり読んだりしてるのかも分からないわけです。

いや、家庭にファイルサーバがあったりクラウド上の書棚を共有するという方法もあるのでしょうけど、今のところ決め手を感じる方法に出会ったこともないです。

今の電子書籍の値段を見ると、今までのと変わりないか、ほんの少し、気持ち程度安い程度なので、家庭で何冊も買うのもばかばかしいので、よほどのことがない限り、何冊も買わないでしょう。

さて、なんで買ったばかりの本を裁断して自炊するところから、電子書籍に関係しているかというと、見える場所に本(やっぱり、雑誌でもマンガでも良いです)があって、という現実志向さがないので、それを読んでいることが、身の回りの人に伝わらないのと、共有できないのが残念だな、と感じるんですね。

特に子どもに伝わりにくいのは、とても残念なことだと思います。

自分の場合だと、家族や友人に読書好き(マンガ好き)が多かったので、彼らの領域に行くと、大量に本があったわけで、自分の読書好きも、そこにルーツのひとつはあるだろうと思います。

電子書籍や自炊してしまった本は、現実志向の領域にはそれらが存在しないことになるので、こんな本を読んでいるとかというのは伝わりにくいと想像できます。

だからといって、電子書籍や自炊に反対するわけではなく、むしろ場所や可搬性を理由として大賛成。

読書という行為を、これまでの本棚とは別の方法で共有する方法が考案できるのなら、きっと素晴らしい読書文化の世界が新しく花開くような気がしました。

しかしながら、今の電子書籍は家族ですら共有できないし、現実の本と比べてさほど安くないので、全然嬉しくないです。

早く、新しい読書の世界が開かれないかなぁと思いつつ、今後も買ったばかりの本を自炊していくことになりそうです。

ANAの旅行サイト【ANA SKY WEB TOUR】