2020年9月に“re”からはじめなおすを最初の投稿にして“あらためて”はじめたblogも、気づけば2024年9月をむかえ、5年目に入りました。
40歳という年齢を目の前にしたころから心のどこかで渦巻いていた生き方や、やりたいことについてのモヤモヤがありました。「考えていても仕方がないので動いてみるしかないな」と、あらためてはじめなおすことを言葉にした、言葉にできた意味の方が大きかったと思います。
5年間をふりかえると、プライベートも仕事も良い意味で自己投資を繰り返すことができました。
仕事やクリエイティブでは映像やデザイン、いくつかの事業の立ち上げ、法人や事業のブランディング、広報、研究開発など、20〜30代で手がけてきた集大成として取り組み、多くの気づきと成長の機会に恵まれました。
プライベートでは、山々を訪れた旅が印象に残っています。念願だった尾瀬に行くことができたこと。尾瀬は今でもまた行きたいと思いだすような、素敵な体験でした。三斗小屋温泉でのテント泊や猪苗代湖の野営場でのキャンプ、猪苗代湖を自転車で一周する念願も実現しました。
どれもがその場所にしかない景色を目にし、音を聞き、食事をする。どれも唯一無二の体験でした。
手探りであらためてはじめなおした日々が、自分の中にあるモヤモヤの正体を少しずつ形にしてくれたのが、2024年だったと思います。
それは、自分が関わりたい、携わりたいと感じる「総合的なものづくり」や「新しい価値の創出」への思いでした。そして、その思いが「持続可能な地域づくり」という視点に繋がっていることに気づきました。
地域が持続可能であり続けるためには、自然環境への負荷を低減しながら、豊かな生活基盤の維持と創出が必要です。これを実現するために、これまでのクリエイティブな経験を活かしながら、新たな挑戦を始めたいと思っています。
2025年からは「持続可能な地域づくり」をテーマに、これまでの活動をさらに広げ、深めていきたいと考えています。まだまだ旅の途上にいますが、旅を続けながら、多くの人と出会い、学び合い、新たな価値を共につくっていきたいです。
同じように旅の途上にいる多くの方にとっても、2025年が挑戦と成長にあふれる良い年になりますように。