日本で4番目の面積を誇る猪苗代湖を、自転車にキャンプ道具を積んで一周のバイクパッキングをしてきました。
スタートとゴールを選べば自転車を自動車に載せて行ったり、あるいは輪行で1日で周回できる距離ですが、景色を見たり、地形を楽しみながらの1周です。
1日目は会津若松駅から秋山浜野営場まで、約30kmの走行。
会津若松駅は会津盆地になるので、序盤からのぼりが続きます。
この峠は滝沢街道とも呼ばれていて、戊辰戦争の白虎隊が有名です。
猪苗代湖を水源とする水路がひかれていることでも知られています。
その峠道を、ひたすら250mくらいのぼります。
のぼりきると、ゆるいアップダウンを繰り返しながら野営場へ向かいます。
今年の冬は雪があまり降らなかったので、せっかく雪板をつくったのに雪板を楽しむこともできず、スノーシューハイクも楽しめず……というと言い訳になりますが、結果的にはサボってしまったので、のぼりくだりがなかなか身体にこたえます。
この日の夕飯はチキンカレー。
途中のセブンイレブンが1件だけあるので、そこで買ってきたビールで楽しみます。
食事の後はのんびり焚火をして、ハンモックで就寝。
翌朝はかなり冷え込みました。
ただ、いつもどおり朝陽に照らされる猪苗代湖の風景は素晴らしかったです。
猪苗代湖で夜の星空とこの朝焼けを見てしまうと、何度でも来たくなります。
あまりに寒いので焚き火をつくって暖をとり、朝食とコーヒーを楽しんだら出発の準備。
2日目は、猪苗代湖を反時計回りに走ります。
多少ののぼりくだりはありますが、基本的には平地です。
磐梯山を見ながら、湖沿いをのんびり気持ちよく走ることができます。
2日目は1日目とは逆です。
最後がずっとくだり。
なので楽ちんです。
約50kmの走行で、会津若松駅に到着。
往復の走行距離が約80km。
走行時間は休憩含めて、のんびり走って往復7時間ほど。
1日目ののぼりはつらいですが、楽しいライドでした。
ただ、注意が必要なのは自動車の往来ですね。
交通量があることと、広い路側帯のある場所が限られていること、大型トラックも多いです。
自転車での走行には、十分な注意が必要だと感じました。