居心地がとても良い、新潟市中心部「とやの潟」で月イチ開催の「潟マルシェ」

新潟・燕三条 OUTDOOR EXPO 2022で泊まった翌日は、新潟の朝を楽しむマルシェをハシゴ。

まずは朝から開いている「みなとのマルシェ ピア Bandai」をブラブラ…していたら、地物の甘鯛が美味しそうに焼かれているわけで、これを食べないわけにはいかないぞ、という気持ちになり、甘鯛いただきます!!

これがこう、マルシェをブラブラしている間に美味しそうに焼かれまして、こう、いかにも美味しそうな様相になってしまい、食べたくなってしまったわけです…

やはりやはりですが、地物が最高なわけです。

売っていた魚屋さんに「お醤油かけた方がいいですか?」と訪ねると、良いあんばいに塩まぶしてあるから、そのままがいいよ、とのこと。

いいですね!

美味しくて美味しくて、ごはんが欲しくなるわけです…でも、ごはん売ってないんです…これはくやしい…でも、美味しいんです…

そんなマルシェを堪能した後、駅から数キロのところにある「とやの潟」で月イチ開催の「潟マルシェ」へ。

この日は残暑よろしくとても暑くて、駐車場から会場に向かう途中、橋ひとつ渡れば会場というところでもマルシェが。

思わずクラフトコーラをゲットです。

今さらですけど、水出しコーヒーや100%リンゴジュースなんて、それはそれで気になるメニューもあったのですけど、お店の前で香っていたスパイシーなにおいが気になってしまったわけで、たまにはコーラもいいでしょう。

しかも、思いのほか美味しい。

なんだろう…すごく新鮮なスパイスが香る、とても生々しいペプシコーラみたいな感じです。
世の中にはCoke派とPEPSI派がいるらしいのですが、なるほど分かる気もします。

この美味しいクラフトコーラを飲みながら橋を渡るわけですが、市街地の最寄りに、こんなステキな公園があるなんて本当に良いですね。

新潟に住んでみたいなぁ、と思ってしまいました。

日本酒もお魚もお肉もお米もおいしいし、アウトドアも盛んだし…最高じゃないですか…

そして潟マルシェです。
これがもう、すこぶる居心地が良い。

自然と、人と、手しごとが集まり、子どもたちがかけまわり、老人がかつての話をしてくれる。

あまりにも居心地が良くて、会場を何周もしてしまう。
本当に良い時間を過ごすことができました。

会場では、地域の人がいとなむ<ローカル>に、そこかしこで出会うことができます。

新潟に来て、あらためて地域がお米に誇りを持っていることを感じることができました。

たしかに、美味しいは大事なことですけれども、美味しさの物語って、やっぱり欠かせないですよね。

そして美味しさの物語を深めてくれるのが、「とやの潟」を語る方々の存在です。

かつてはもっと大きな潟だったそうですけれど、都市化で埋め立てられ、生活排水や産業排水で、水質悪化が進み、なにもかもいなくなってしまったそうです。

多くの方の人力があり、そんな潟に植物や魚や昆虫、そしてヌマエビが戻ってきたそうです。

沼を観察する船のツアーや、地域の人がつくった国産茶葉の紅茶など、魅力的な手しごとと、みんなの笑顔にあふれたステキなマルシェでした。

本当にいいマルシェでした。

また行きたいなぁ。またのんびりと公園を歩きたい。