Makuakeで応援購入して、今か今かと楽しみにしていたHill Stoneの超軽量山岳テントが、予定の11月末より1ヶ月も早く届きました。
サッと設営できて気軽に使えるテントが欲しかったところ、早めに届いてくれたおかげで、冬になる前に試すことができます。
このセットはフライシートとインナーテント、そしてそれを入れるバッグと付属のペグで1.2kgとのことです。テントのフレームには、トレッキングポールや現地で拾った木を使います。
バッグ自体は軽くて、中はまだまだ余裕があります。
開いてみると、ペグを中心にしてフライシート、インナーテントがたたんで巻いてあります。
余裕があって良いですね。
この余裕から付属のバッグに、グランドシートも一緒に入れることができました。
フライシートは、シームテープ加工がしてあります。
届いて、すぐ使えるというわけです。
というわけで、さっそくキャンプへ。
阿賀町にある「かのせ温泉 赤湯」なかなかの名湯で、赤湯青少年旅行村というキャンプ場が同じ敷地に併設されており、入浴料は1度払えばチェックアウトまで入浴し放題とのことだったので、このキャンプ場に行ってみました。
このキャンプ場は利用にあたって音楽禁止など、人によっては微妙な気持ちになりそうなルールがあります。でも、自然を楽しんで欲しい気持ちがルールとしてきちんと設定してあるのは悪いことではなく、自分のように自然の中でのんびりしたい人にはピッタリのキャンプ場だと思います。
受付を済ませて場内を散策した後は、さっそく設営してみます。
はじめての設営ですが、わずか10分ほどでしょうか。
あっという間の設営でした。
ただ、付属のペグはX字のタイプ。
このキャンプ場の地面には刺さりにくかったです。
今回は買ったときの付属品で試してみたかったので、別のペグを持ってこなかったのですけれど、せめてハンマーくらいは持ってくれば良かった…。
フライシートをめくってみるとこんな感じ。
インナーテントのメッシュの向こうに、秀岳荘のバッグが見えますね。
雑にパッキングしたのがバレバレです…。
夜は、阿賀町で美味しいと評判のお肉屋さんで買った馬刺しと、新潟限定ビール。
馬刺しも、辛味噌も、美味しい。
しかもこの日は、お肉屋さんで馬ホルモンの煮込みをオススメしていただいたので、それも買ってきてあります。
柔らかくて美味しい…ビールが進みます。
そしてしっかり阿賀町の地酒。
阿賀町というと麒麟山が有名ですけれど、今回はもうひとつの酒蔵「下越酒蔵」さんです。
この地酒、新潟と言えば淡麗辛口を良い意味で裏切ってくれる、あっさりサラッとした口触りに、芳醇な香りのバランスがとれた良いお酒でした。
静かな夜に、焚火とビールとお肉と地酒。
そして温泉で贅沢三昧です。
ただ、この日は夜が深まると雨が降り始め、明け方はなかなかの雨と風でした。
フライシートに打ち付ける雨と風の音で、何度か目覚めましたけど、寒くてシュラフから出る気にはならず、気がつくとまた寝ていました。
陽が昇っても雨が降ったりやんだりで、キャンプ場はしっとりと輝いてます。
届いて速攻で雨に降られたHill Stoneの山岳テントですが、雨が入ってきたり、風で倒れたり、結露したりということはありませんでした。すばらしい。
ただ、フライシートはもっと強く張っても良かったのかな?と思います。
それと、屋根に当たる部分が三角形のかたちになっているので、フライシートが下がってきて頭と足先のところが触れていたみたいで、シュラフが少し濡れていました。
夜中はそんなに冷えてなかったのですが、雨が降ったせいか明け方はなかなかの冷え。
こんなこともあろうかと、NANGA オーロラライト 450DXを持ってきて良かった。
暖かいし、撥水加工されていてシュラフカバーなしでも安心。
備えあれば憂いなしです。
さて、Hill Stone 山岳テントのまとめです。
雨風は大丈夫そう。
設営はかんたん。すぐできる。しかも、結露もしなかった。
フライシートとインナーテントの間に空間があるので、靴やちょっとした荷物も置けます。
室内は2人寝れなくもないですが、快適性を重視するなら、1人用と考えた方が良いと思います。
なにより、設営で楽ができること、快適なことが良いです。
他のことに使う時間と心配することが減ります。
応援購入をして、とても良かったです。
現在はMakuake STOREで販売されているとのことなので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。