ダブルマグって温かいものは温かく、冷たいものは冷たく保てる時間が長いのが、使っていてすごくいいと思ってます。
ベルモントとスノーピークのダブルマグのチタンダブルマグ 300を持っていて、どちらも良いんですよね。チタンだからというのもあるだろうけど、高い。けど、なんだかんだで軽いし、質感も良いので使っていて気持ちいい。
でも、この300という容量があだとなってしまい、クッカーとしても使っているシングルウォールのWAQ チタンマグ 450mlには、ちょうどギリギリ惜しいところでスタッキングできない。
300のひとつ下だと220mlというサイズがある。たとえばスノーピーク チタンダブルマグ 220なら、このシングルウォール 450mlでスタッキングできるのだろうけど、300mlという容量を使うちょうど良さが惜しい。
そこで、300mlのダブルマグが入るクッカーを探すことに。
スノーピーク チタンダブルマグ 300の仕様は次の通り。
- 直径 83.2mm
- 高さ 89mm
- 質量 84g
このサイズ感が入りそうなクッカーを探して、見つけた候補は4つ。
- JINDAIJI MOUNTAIN WORKSのHillbilly Pot 550(直径 100mm / 高さ 85mm / 質量 80g)
アルミニウム製のヘラ絞り加工が特徴で、見た目も質感もすごく良いし、フタも付属。なによりこの、アルミニウム製というのが熱伝導率的にはとてもうれしい。でも、人気商品でなかなか手に入らない。実際、再入荷通知の20分後くらいに気がついてショップを見ると、すでに売り切れていて買うことができませんでした。 - スノーピーク チタントレック 700(直径 105mm / 高さ 113mm / 質量 136g)
かつては国内でも販売されていて現在はUSA限定。
そのクッカーが、数量限定で国内でも販売中。フタも付属。直径90mmの110缶と小型のガスストーブも入るらしい。しかも、5,000円くらいなので安い。 - スノーピーク チタンシングルマグ 600(直径 96mm / 高さ 103mm / 質量 80g)
シングルマグで450mlのひとつ上なら定番と言ってもいいマグ。しかしフタが付属しない。 - Evernew Ti SOLO pot NH(直径 97mm / 高さ 100mm / 質量 76g)
4つの中で最も軽い。しかも、フタと耐熱シリコンリング込みでも最軽量。Ti 400FD / 400NH(NHはノーハンドルで、ハンドルがない)とスタッキングできる。
見た目から1のヒルビリーポット 550が良いなぁ、と思ったのですが、まず手に入らない。再入荷のお知らせに登録して、通知が来たのでサイトを見たところ売り切れ。その間わずか20分。これは気長になりそうなので、ほかの3つから選ぶことにしました。
その中でも、これ良いんじゃない?と感じたのがEvernew Ti SOLO pot NH。
サイズはどれも同じくらいなので、目をひいたのは軽さ。
さっそくスタッキングしてみると、まさに思った通り。
一番外側に400FD。Ti SOLO pot NH、そしてダブルマグ 300。
さらにダブルマグの中に、60mlの燃料用アルコールボトルとチタン アルコールストーブ EBY254をスタッキング。自作の風防とゴトクのEBY258も入ります。
付属の袋にスタッキングしたクッカー類とライター、シリコン指ぬきを入れたら完成。
全部で304.5g。アルコールボトルを満タンにして、370gくらいでしょうか。
このサイズ感なら、燃料用アルコールを増やせばもう少しのんびりしたプランで歩いたり、過ごしたりできます。アルコールストーブをガスストーブ+110缶にすれば、もっと余裕が生まれそうです。
もっとコンパクトにまとめたいときは、ダブルマグをあきらめてベルモント チタンシェラカップ深型FDなら600, 480, 250が綺麗にスタッキングできます。
ここ2年くらいはUltra Lightを指向しているつもりはないけれど、持ち歩くものの数が減ることと重さが軽くなるとが、思い立ったら行動するのを後押ししてくれると感じていてます。
スタッキングでまとめることができて、軽くて不足なくて、自然を見ることに集中できて快適に過ごすことができるというのが最近のポイントになってます。
今年は気圧配置が複雑な日が多くて、強い風や突風が吹くことも多いのですが、去年よりいろんな場所を見に行きたいですね。