おそらくネットでたまたま見かけたのだと思いますが、ネットで見たのかいまいち怪しくて、街中で見たのかもしれないけど、どこで見かけたのかは、すっかり忘れてしまったわけですが、喜多方の市街地から少し離れたところにある大仏山で山開きをするということで、メジャーな山というわけでもなく、むしろそれが地域に根ざしていて面白いんじゃないか?しかも山名に「大仏」と入ってるくらいだから御利益ありそうと感じて、歩いてきました。
2022年初山歩きが大仏山だなんて、すこぶる縁起が良いと思ってしまうわけです。
当日の天気は曇り。
暑すぎるわけでも、寒すぎるわけでもなく、ちょうど良い感じです。
集合場所に着くと、立派な木造校舎が出迎えてくれました。
奥に立っているのは、誘導の方です。
山を歩く前からわくわくする建物と出会ってしまったわけで、この建物は、今もワークショップや作業に使われているようなことが、書いてありました。
正面から見ても、本当に良い味を出してますね。
土日だし、観光施設というわけでもなさそうなので当然と言えば当然ですが、この日は開いてなかったし、そもそも山を歩きに来たワケなので、中はお邪魔できませんでした。
駐車場に車を停めて、観光協会の方に受付していただいて、歩きはじめると、もう良い感じの里山が広がってるわけです。
おそらく右奥のこんもりしたのが大仏山。
豪雪地帯特有の形をした建物があったりで、なんとなく北海道の風景を思い出したりもします。
風景を眺めながら10分も歩けば、登山口です。
メジャーじゃないとか冒頭に書いたのは自分ですが、福島百名山のひとつとのことで、ホント大変失礼しました…。
これから、ほのぼのとした低山らしい山歩きが始まります。
でも、ひさしぶりなのでいろいろ不安ですね。今年はスノーシューハイクもちょっとしか行かなかったですし、あれこれリスクについて考えてしまうのは、良いクセでもあり、悪いクセでもあり。
とはいえ、歩きはじめれば、そんなあれこれはともかく、新緑がきれいです。
低山なので、夏になったら生い茂ってしまうのでしょうけど、まだ春先なので、清々しい緑を見ながら歩くことができます。
いぬしょうまなのかな?
線香花火のような白い部分がきれいです。
そんな感じで、新緑を楽しんだり花を見たり、のんびり歩いてもあっという間に山頂。
山頂からは、会津北部の名峰「飯豊山」の山塊と、会津東部の有名な山「磐梯山」の山頂を望むことができます。
いいなぁ。
今年は飯豊山歩きたいなぁ。
何度も歩いた磐梯山も良いですね。
また歩きたくなりました。
下山途中の道では、雄国山を見ることもできます。
今年も雄国沼は何度か行きたいですね。
居心地の良い沼で、時間の流れを本当に忘れるようなのどかさなんですよね。
下山途中の日陰にはまだ雪が残ってます。
ただ、下山には注意が必要で、なかなかの急斜面です。
下山すると、登る前に受付で渡された番号で抽選が行われていて、なんと喜多方ラーメンをいただいてしまいました!
それと、この日配られたピンバッジ。
大仏山のピンバッジを持っている人はそうそういないと思うので、ちょっとうれしいです。
それとこの日うれしかったのは、地元の人が地場産の山菜などを売るテントを出していたこと。
あまり人の写真をblogに載せたりはしないのですけれど、この日は許可をいただいて撮影させていただきました。
みなさん元気で、すごくいいなぁと思いました。
みなさんからタラの芽とギョウジャニンニクを買わせていただき、夕飯にすることに!
タラの芽は天ぷらに!
こちらは山を歩いてから数日後ですが、ギョウジャニンニクの醤油漬け。
食べたいものをいつでも食べることができるのも贅沢な楽しみですが、その時々の旬を美味しくいただけるのは、かけがえのない贅沢だなぁ、と思いました。