アウトドアショップを併設したコーヒーが美味しいカフェ「VENDOR(福島県郡山市)」

昨年の秋くらいから毎朝1時間弱のワークアウトをしています。
その最中に後で見るリストや、チャンネル登録している動画を見ながらやると、いつの間にかワークアウトが完了しているので、はかどります。

見るのは主にアウトドアや旅行、料理、外食、文化やクリエイティブに関するもの。

仕事とか家のこととか、いろいろ理由があって見ないことが多いので、ワークアウト中に見るのがちょうど良いんですね。

登録しているチャンネルのひとつ、MINIMALIZE GEARS「ソロキャンプを軽量化して自由に旅するチャンネル」で紹介されていたのが、郡山にあるカフェVENDORさん。

美味しいコーヒーのカフェとアウトドアショップが、ひとつになったお店です。

取り扱うアウトドア用品はUltra Lightなものが多いとのことで、とても魅力的に感じました。

以前から個人的に、福島県に限らず東北はULギアへの注目が薄い印象を持っていたからです。

ULに特化というわけではありませんが、東北でULの品揃えが良い知っているお店だと、栗原市にあるourthingさんがとても良いお店です。

では、どうしてULギアへの注目が薄いのか気になります。

思い返してみると、自分より年上の知っている範囲での山を歩く方の装備が、生活の中で使う道具、しかも軽くて山でも便利に使えるものを使っているケースが非常に多い。

東北は里山が身近なことから、山も生活の延長線上にあるという考え方もあるかもしれません。
日常的に“野良仕事”が生活の一部ということもあるでしょう。

興味深いトピックなのでこの考察は別の機会にするとして、“Ultra Light”の基本である「兼ねる」という部分が生活と兼ねる、日常と兼ねる、そういう部分でオーバーラップしているように感じるところも、東北のおもしろいところのような気もします。

さて、郡山駅から少し離れたところにあるVENDORさん。
ギアの品揃えはもちろんですが、とても居心地のいいカフェでした。

何よりコーヒーが美味しい。

この日頼んだのはウィンターブレンド。

なによりまず、温度がいいんです。

コーヒーにしても、お茶にしても紅茶にしても、温度ってすごく大事だと思ってます。

香りと味を楽しむことができる最適な温度があって、心地良い温度で提供されました。
しかも、二重になった器。これで、最適な温度を長く保つこともできます。
実によく考えられています。

コーヒーのお供は、自家製ベイクドチーズケーキ。

これが甘さと酸味がちょうど良くて、このウィンターブレンドとよくあいます。

なんでも、店主の方はもともと服飾系の学校に通ったのですが、コーヒーが好きでこの道に入り、カフェに趣味が高じたアウトドアショップを合わせたお店にしたのだそうです。

アウトドアに関する話をたくさんさせていただきましたが、このコーヒーとチーズケーキ。コーヒーへの愛が十分以上に伝わる組み合わせです。

フードもあるので、次はそういう時間に行ってみたいなと思いました。

さて……アウトドアに戻ります。

店主の趣味が高じて、というレベルではないのです……

ここだけで、バックパッキングキャンプができる道具をそろえることができます。

もちろん、野外体験に関心があってはじめて買う人には勇気がいる金額になるのですが、春の終わり〜夏にかけて、つまりシーズンはだれでもうまくやっていける道具です。

最初の一歩を踏み出す方には、最高のアウトドアショップだと思います。
真夏のハイシーズンの道具は東北だとかなり短いので、すごく言い道具がそろっていると思います。

福島県中通り地方で野外体験を楽しみたい方は、VENDORさんでそろえれば間違いないと思います。

コーヒーに、デザートに、食事に。
そしてアウトドアの入口になるVENDORさんは、これからも通いたいと思うお店でした。