おしゃれなカフェで美味しい蕎麦という組み合わせは、実に難しいと個人的に思ってます。
でも、そんなお店があったんです。昭和村に。
場所は名前も独特な喰丸(くいまる)小学校という、一度聞いたら忘れることがなさそうな、独特な名前をした旧小学校の、上品な木造校舎をながめることのできる場所にある「蕎麦カフェSCHOLA(スコラ)」。
秋になると、立派なイチョウの木が美しいそうです。
さてこのスコラ、なにが良いかというと、すべてがさりげない。
居心地もさりげない心地よさ。窓から見える風景も、さりげない心地よさ。なによりお蕎麦が、さりげなく美味しい。
強く主張するわけでもなく、長ったらしいうんちくがあるわけでもなく、気がついたらそこにいて、ずっといて欲しいような、そんな心地良いお蕎麦です。
歯ざわり、歯ごたえ、香り、のどごし、つゆ。
すべてが心地良い。
不思議なことに、お水も美味しい。
いや、もしかしたら、お水が美味しいから?いや、それだけではない。
わきに添えられた刻みネギも、心地良い。
辛すぎず、甘すぎず、香りすぎず。
すべてが程々(ほどほど)につくられている。
そうか、こういう蕎麦カフェを知りたくて、ようやく出会ったのだな。
そんな蕎麦カフェが、昭和村にあります。
お食事ですから、人それぞれの好みがあると思います。
それでもこの蕎麦カフェは、心地よさをオススメしたいです。