喜多方や会津若松から車で雄国沼へ向かう途中にある「農家のそば屋 さくら」。
春のアスパラ収穫シーズンに、農家の方から直接買う足で、食べに行くことに決めていました。
隠す必要もないのですが、以前このあたりで迷子になったときに、ずいぶん上の方にあるんだなぁ、とお店自体は知っていたのですが、それから気になっていたので、行ってみることにしました。
「もりそば大盛」が最近の自分流なのですが、今回、珍しく天ぷらをつけることに。
店外に揚げ物のにおいが漂っていただわけでもないのに、なぜだか無性に天ぷらが食べたくなったのですよね。そんな日もあります。
でも、天そばにして正解でした。
おそらく地場産なのでしょうけど、タラの芽の天ぷらが…実に美味しい。
肝心のお蕎麦はどうかというと、こちらも美味しい。
蕎麦の香りも、歯ごたえも、のどごしも、どれもが素晴らしい。
アットホームな感じの店内も、好みが分かれるところと思いますが、自分にとっては良い感じ。
この断ってる感じのお蕎麦が良いですね。
みずみずしさも見事です。
つゆをつけなくてももりもり食べることができてしまう、そんな蕎麦です。
珍しくたのんだ天ぷらは、久しぶりに帰った実家の天ぷらみたいで、好感度が高いです。
春の天ぷらは、本当に良いですねぇ。
山のめぐみを実感することができます。
もちろんこのあたりでエビがとれるわけはないのですが、エビやかき揚げも美味しかったです。
もしかして、かき揚げの玉ねぎは地場産なのかな?
食べる前から見て分かっていたのですが、店の前に広がるこの風景。
実に清々しい。
秋の、黄金色に輝く風景も見たくなりました。