snow peakの充実メーカー保証は、たしかにテントを初めて買う人にオススメできる。

始めての自己所有テントは、幼少の頃に連れて行ってもらったキャンプのために両親が買った、ダイエー系列のディスカウント店で販売されていた、ノーブランドの3人向けでした。

実家に置いてあって使われてなかったので、あるときそれをもらってきて、結構な回数を子どもとキャンプに行きました。

軽いわけでも便利機能があるわけでもなく、メッシュ時のインナーとレインフライのドーム型というオーソドックスなつくり。

それでも、フレームが折れてしまうまで穴が開くこともなく使ってました。撥水加工されていた割に加水分解もせず、たしかに撥水効果が弱くなったなぁと思うこともありましたけれど、撥水スプレーをかけたりと、メンテナンスをしながら長い間使った、本当に良いテントでした。

あるとき、設営中に無理な力がかかったわけでもないのにフレームが折れてしまうアクシデント。
さすがに30年近く前のもので、少なくとも15年くらいは放置されていたので仕方ないでしょう。

さんざん使ってきて思い入れもありましたけれど、ノーブランド品で適合するフレームなど売っているわけもなく、逆に良い機会と考えて、ファミリーキャンプ用としてsnow peakのアメニティードーム Mを買いました。

アメニティドーム Mは、始めてのテントと比べたら収納サイズがかなり大きくなりました。
さらに言えば、かなり重くなりました。しかし、居室の広さと前室の機能性は雲泥の差です。

購入してから6年。アメニティドームでも、さんざんいろんなキャンプに行きました。

しかし、この春のキャンプで急な突風が吹き荒れてきて、飛ばされた焚火の破片でアメニティドームのインナーに穴が開いてしまいました。

この写真はインナー側面。加えて底面も少し穴が開いてました。

この突風はなかなかのもので、東西南北いろんな方向から吹き荒れて、まさに春の嵐。

ものや焚火が人に当たって火傷やケガをしたり、テントやタープが燃えたりといった最悪の事態にならなかったのは、本当に良かったです。

ただ、穴が開いていてはテントとして機能不十分です。
以前からsnow peakの保証が充実していると聞いていたので、6年使って歪んできたフレームも見てもらうことにして、穴の補修とあわせて修理に出してみました。

結論から言うと、本当に充実していました。

  • 穴2箇所を共布縫製修理
  • メインフレーム2ライン6節交換
  • サイドフレーム1節交換
  • 前室フレーム4節交換

これだけやって、送料・消費税込で17,490円。

時期もハイシーズンの前で良かったのでしょう。4月9日に申込。4月11日夕方に集荷してもらい、4月26日には手元に戻ってきていました。およそ2週間というところです。

修理もこんなにきれいにできあがってます。
気になると言えば気になりますけど、あの日の突風を思い出して、もっと天気図を注意深く見ましょうという、良い教訓にもなります。

ちなみに、フレーム交換せず穴だけ補修した場合は送料・消費税込で4,950円。

アメニティドームに限らず、snow peakより安いテントはたくさんありますけれど、長く使うつもりであれば、最良の選択肢のひとつになると思います。